兼題「夏至」 火星句会 2022/06/21(火)
2022-06-29


この日は先月に引き続いて対面の句会で、いつものように時間通りに始まりました。ところがちょうど半分くらい進行した時に、先生が体調を崩してしまわれたのです。そこで参加者から、今日の句会はこれでお終いにしましょうという提案があり、会は中断されることになりました。幸いにも、夕方には参加者にメールが届き、大事にはならなかったようでした。<今日触れられなかった句については、句会システム「葉と窓」に選評の形で書き込み、共有します。24日(金)朝1100締切で選評書けるようにしました>ということでしたので、私も特選1名、並選(今回から1名増えて)3名の方に追加の選評を書かせていただきました。

投句数は変わらず3句のままで、私も3句投句しましたが、ここに掲載できるのは下の2句だけでした。

天翔る馬に乗りたし夏至の朝

<夏至の朝の突き抜ける爽やかな気分が、上五中七の想像力によって、たっぷりと引き出されました。「私も!」と頷きました。(紗希先生講評)>

夏−夏至 この句は紗希先生も入れて2名の方から並選を頂きました。普段は先生の講評を聞いて記録するしかない訳ですが、上述の事情で講評の共有をもって句会の後半にかえることになりましたから、私の作品に対する批評等は私のブログにアップしても構わないと許可を頂いていますので、今回の講評もここにアップさせて頂きました。

夏至は昼間の時間が一番長い日ですが、梅雨の季節でもあり、特別の行事がある訳でもありません。でも、普段ならまだ寝入っている朝、ふと外に出てみるともうすっかり明るくなっています。そして、私の他には誰もいないのです。こんな時には、白い馬にまたがり空を縦横に駆け巡ってみたいものです。おや、紗希先生もいらっしゃるみたいですよ。「お〜い!先生も早く馬に乗っておいでなさ〜い!」

遊ぶ子等家に帰らぬ夏至の夕

 


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